PCメンテナンス知識2(2)

4.光学メディアの規格の種類

まず光学メディアとは…?

ディスクにレーザーを照射することで起こる反射を利用して、情報の読み取りや買い込みを行う電子媒体のこと

 

メリット的には

光の反射によって読み書きをするので、汚れや電磁波などの影響を受けにくい!

なので保存媒体として非常に取り扱いがしやすい!

しかも正しく補完すれば100年は保存が効くとこ!

(雑に扱っても10年~30年はもつみたい)

 

ということで種類↓


CDコンパクトディスク
CDはもっとも古くから普及している光学メディア。

音楽の保存媒体にレコード盤が主流だったころに、ソニーとフィリップスによって共同開発され誕生した。手軽に扱える点や、保存のしやすさ耐久度の高さからCDは爆発的に普及、デジタルデータの保存や配布にも使われている。


CD-ROM
CD-ROMはCompact Disc Read only Memoryの略です。

主にパソコンやゲーム機などでデジタルデータを保存するための規格。Read only Memory(ROM)は読み取り専用の意味で、一度書き込まれたデータは書き換えや追記ができなくなる。


CD-DA
CD-DACompact Disc Digital Audioの略で、純粋に音楽データのみをデジタルデータとして書き込む規格です。直径が12cmのものと、8cmのものがある。


DVD
デジタルデータを保存するためのディスクとしてCDを改良し、より大容量の保存を可能にしたのがDVDです。CDよりも高速で読み書きが可能で、記憶層の二層化によりさらに大容量の記憶容量がメリット。


DVD-ROM
DVD-ROMには片面のみのディスクと、両面に記憶層を持つ両面ディスクがある。主に一般で使われているものは片面がレーベル面の片面ディスク。両面ディスクは両面専用の読み書き装置が必要となり、パソコン向けの大容量データの保存に使われる。容量は片面一層で4.7GB、二層であれば9.4GBとCD-ROMとは10倍以上の保存容量を誇る。


BDブルーレイディスク
Blu-rayディスクはDVDよりもさらに高密度のデータ保存を可能にした最新の光学メディア規格。DVDよりもさらに早い読み書きと大容量保存が可能になり、映画などの映像コンテンツをフルHD解像度で保存できる。


BD-ROM
BD-ROMは片面一層で25GBとDVDよりもはるかに大容量の保存が可能になった。片面二層で50GB、BDXLというBlu-rayディスクの規格では三層記録に対応し100GBまで保存が可能。3840×2160解像度の4KやHDRに対応したUltra HD Blu-ray規格まで策定が済んでおり、現在の映像コンテンツ保存媒体はほぼBlu-rayディスクが占めている。

 

引用 https://gamingpc-now.com/choice/optical-media

 

5.無線LANの規格の種類

無線LANとは…

ケーブルがなくてもインターネットに接続できるシステムのこと

 

無線LANには、国際的な標準規格として5種類の通信規格がある!

 

IEEE802.11ac 規格
【最大速度】6.9Gbps
【特徴】通信速度が速い


IEEE802.11n 規格
【最大速度】600Mbps
【特徴】障害物に強く、通信距離が長い。電気機械があっても通信が繋がる。


IEEE802.11a 規格
【最大速度】54Mbps
【特徴】障害物に弱く、屋外で使用することができない。電気機械があっても通信が繋がる。


IEEE802.11g 規格
【最大速度】54Mbps
【特徴】障害物に強く、通信に障害はない。電気機械の電波干渉を受けてしまう。


IEEE802.11b 規格
【最大速度】11Mbps
【特徴】障害物に強く、通信に障害はない。電気機械の電波干渉を受けてしまう。

 

自分たちがよく使うWi-Fi無線LAN

 

 

 

 

Wi-Fiに使われる通信規格は、5GHz帯と2.4GHz帯の2つの周波数 の帯域に分けられていて、5GHz帯には「11ac」「11a」、2.4GHz帯 には「11g」「11b」の4つの規格と、両方の周波数帯で使えるのが「11n」。

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引用

https://cloudsupport.jp/cloud-news/wifi-wlan-20140613/

https://www.olive-hitomawashi.com/lifestyle/2019/08/lan.html

https://www.buffalo.jp/topics/select/detail/wifi-standard.html

 

 

6.ディスプレイ接続端子の規格の種類

 端子にはアナログ式とデジタル式があって、

アナログ式…VGA(D-Sub15ピン)端子。

デジタル式…DVI端子、HDMI端子、DisplayPort端子。

 

だけど2009年頃からアナログ式は淘汰されつつある…

 

 VGA(別名:D-Sub15ピン

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 VGAはアナログ式の映像出力端子。A/D変換といって一旦デジタル信号に変換される。信号の経由は「デジタル信号→アナログ変換→デジタル信号」となるため、もとのデジタル信号のままの出力にならない。そこで歪みが生じ、デジタル出力よりも画質が悪くなる。デジタル出力が主流となった今ではマイナー。
最大出力解像度は2048×1280まで。フルHD(1920×1080)を超える2560×1600モニタへの接続には対応できない。

 

 DVI端子Digital Visual Interface

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DVIはデジタル式の映像出力端子。デジタルなのでデータに劣化がない。

DVI端子には「DVI-D」と「DVI-I」の2タイプある

 

DVI-D

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「DVI-D」はデジタル専用の端子です。DVIだけの表記がされている場合、DVI-Dというのがほとんどです。現在の主流です。

 

DVI-I

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「DVI-I」はアナログ・デジタル兼用で、変換プラグを使用することでアナログ端子のモニタとつなぐことができます。

 

 HDMI端子High Definition Multimedia Interface

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  HDMI       Mini HDMI

HDMI端子は「DVI」をベースに設計されたデジタル出力規格。1本のケーブルで映像・音声・著作権保護の制御信号を転送することができる。 HDMIを小型化したMini HDMIもある。変換プラグを使うことでどちらにも対応することもできる。

 

Display Port端子

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 Display Port     Mini Display Port

Display Port端子は、DVI端子の後継として業界団体VESAが定めているディスプレイ端子。特徴はHDMIと同じで、1本のケーブルから映像・音声・制御信号をデジタル出力できる。業界では「家電分野でHDMI、パソコン分野でDisplay Port」という位置づけで普及を進めている。HDMIより小型なのがメリット。さらに小型コネクタのタイプは、Mini Display Portと呼ばれる。

 

 引用 http://www.pasonisan.com/customnavi/z1012display/03outconector.html