PCメンテナンス知識2(1)
1.PC用のCPU(種類)
そもそもCPUとは…?
Central Processing Unitのことで
パソコンの演算や制御を行うとても大切な部分。
要は人間でいう脳的存在!
性能が良ければ良いだけ処理速度が速くなって
目的の行動を早く済ませることができる!
CPUには『コア』と呼ばれる核になる部分があって
コア=脳の数と考えるといいらしい
つまり、シングルコアなら処理を行うときに1つの脳で処理を行うという事!
コアの数 | 呼び方 |
1 | シングルコア |
2 | デュアルコア |
4 | クアッドコア |
複数 | マルチコア |
では…本題のCPUの種類へ ↓
CPUの種類 |
説明 | コア数 |
Atom |
消費電力を抑えたCPU。現存では一番性能が低い。 スマートフォンの方が優秀なCPUの可能性がある。 |
1 |
Celeron | Atomよりは性能が上。しかし読み込み速度など決して速いとは言えない。文章入力など最低限の目的のパソコンでよければアリ。 | 1 |
Pentium | 昔は高級だったPentiumも今ではかなり下位。価格が安いのを重視するのであれば良いかも。 | 1,2 |
Core 2 Duo | それなりにビジネスパソコンとして使えるかもしれないが、動画編集などはかなり厳しい。 | 2 |
Core i3 |
現在の低価格ノートPCやデスクトップの主力CPU。 word,excel等使えれば良いと言うのであれば特に問題なし。簡単なネットゲームもできるかもしれない。 |
2 |
Core 2 Quad | Core i7の低位版CPU。低位と言っても十分速度は速い。 | 2 |
Core i5 | 動画やスカイプなどもサクサク読み込むことができる。動画、音響関係の仕事も可能になる速度。ただ、第一世代だともうすぐ厳しくなる時期なので、せめて第3世代以降を買いたい | 2 |
Core i7 | 現在の高速CPUの代名詞。全く問題ない速度で仕事ができる。第一世代とi5の後期は同じ速度位になる | 2,4 |
Xeon | 現存する最高速ランクCPU。基本的には企業向けのパソコンに使われることが多く、家庭用としては勿体ないぐらい。一般向けにはここまで必要ない。 | 4,8~ |
時代とともにどんどん進化してるのがよくわかる…
引用 https://ama-love.net/what-cpu/
2.PC用のメインメモリ(種類)
メインメモリとは…
パソコンのデータを一時的に記憶しておく装置のこと!
パソコンのデータは、HDD 等のストレージに永続的に保存されるけど、
メインメモリはストレージよりもデータの転送速度が速い!
なので…処理に使用するデータをメインメモリに一時的に保存しておく事で、効率的な処理ができる!
ちなみにメインメモリは、CPU と密接に関係して動作してるから、
パソコンのパフォーマンスに大きく影響する!
↓ つまり
メインメモリの選び方で、パソコンの性能を大きく向上させる事ができる!!
では…本題のメインメモリの種類へ ↓
DIMM … Dual In-line Memory Module の略。主流のメモリモジュール。
RIMM … Rambus In-line Memory Module 。DIMM と似てるけど仕組みが違うからDIMM とは互換性がない
SO-DIMM … Small Outline Dual In-line Memory Module の略。ノートパソコン用に小型化したメモリモジュール。
MicroDIMM … SO-DIMM をさらに小型化したメモリモジュール。
引用 http://direct.pc-physics.com/memory.html
3.PC用の補助記憶装置
補助記憶装置とは…
ハードディスクやCD-R、フロッピーディスクなどのこと
ざっくり言うと主記憶装置以外の記憶装置のこと
補助記憶装置は主記憶装置以外の記憶装置全般、
電気が流れていなくても内容を覚えておける!
(ちなみに主記憶装置は電気が流れていないと内容を忘れちゃう…)
けれどちょっと動作が遅めでCPUと直接は話せない…
流れ的には、コンピュータがお仕事をするときは、補助記憶装置(ハードディスク等)に保管してあるデータを引っ張り出して、まず主記憶装置(メモリ)に渡します。
そして主記憶装置(メモリ)とCPUの間でそのデータをあれこれとやり取りする感じ
ちなみに補助記憶装置は、「ストレージ」ともいう!